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知的障害のある弟が、父の介護を支えている。姉として思うこと

家族と気持ちのこと

父の介護を、一番支えているのは弟だ。

知的障害のある弟が、毎日実家で父のそばにいてくれている。私は仕事が終わってから通う立場で、夜も土日も、ほとんど弟に任せている。

これが、私たち家族の現実だ。

脳梗塞の後遺症と、排泄ケアの現実

父は脳梗塞の後遺症で、排泄の感覚が鈍くなっている。トイレに間に合わないことが増えて、衣類や寝具が汚れることも珍しくない。

弟からLINEが来る。「シャツ汚れたから捨てました」。そういうメッセージを受け取るたびに、現場にいない自分の無力さを感じる。

排泄ケアは、介護の中でも特に体力的・精神的な消耗が大きい。においも、処理も、気持ちの切り替えも。それを毎日やっているのが、言葉でうまく気持ちを伝えられない弟だというのが、私にはずっと引っかかっている。

弟に頼りきっていることへの申し訳なさ

弟は怒りを言葉にするのが苦手だ。限界になると、私にぶつけてくることがある。なんで私に、と思う瞬間もある。でも、弟にとって私しかぶつけられる相手がいない。それもわかっている。

知的障害のある人が家族の介護を担うケースは、表に出にくい。でも実際にはある。そして、その大変さを周りが気づきにくいという問題もある。

私にできることは、できる範囲で外部のサポートを使って、弟の負担を少しでも減らすことだと思っている。

外部サービスを使うことは、逃げじゃない

デイサービスに父が行く日は、弟も私も少し息ができる。その時間がないと、続かない。

訪問介護も検討した。介護保険内のサービスだけでなく、保険外でも利用できるサービスがあることを知った。通院の付き添いや日常のちょっとしたサポートを頼めるのは、私のような「遠くから支える家族」にとって、本当に助かる選択肢だ。

私が調べたのはイチロウというサービス。介護保険外でも使えて、必要なときだけ頼めるのが自分たちの状況に合っていた。

頼ることは、逃げじゃない。弟を守るためにも、私が使えるものは使っていきたいと思っている。

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