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ショートステイから特養へそのまま入居。探し始めから2ヶ月の記録

ショートステイから特養へ入居(アイキャッチ) 施設選び・施設での暮らし

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「ショートステイに空きが出ました」

特養を探し始めた10月、施設からかかってきたのは、待っていた特養の空きではなく、ショートの空きの連絡だった。父はそのままその施設のショートステイに入り、11月の終わりに同じ建物の特養へ移った。探し始めから入居まで、2ヶ月かかっていない。

「特養は何年も待つ」とよく聞く。私もそう思っていた。運とタイミングも大きかったと思う。それでも、ショートステイから特養へそのまま入居した家族の記録は、探してもほとんど見つからなかった。

「特養は何年待ち」ではなかった。うちは2ヶ月だった

申し込んだのは3ヶ所。ショートの空き連絡は「たまたま」だった

10月に探し始めて、見学して、3ヶ所の特養に申し込んだ。

そのうちの1ヶ所からかかってきたのが、冒頭の電話だった。「ショートステイに空きが出ました」。待っていた特養の空きではなく、ショートの空きだった。

うちは「とりあえずショートで様子を見よう」ではなく、最初から特養に入れる前提で動いていた。施設側もそれを分かった上で、「特養が空いたら連絡します」と言ってくれていた。だからこのショートの空きは、特養の順番を同じ建物の中で待てる、という意味だった。

このときの私は、ショートステイと特養の違いもよく分かっていなかった。「特養じゃないんだ」と思った。

それより強かったのは、父は本当に施設に行くんだな、という実感だった。入れたいと思って、探したのも私なのに。もう後戻りできないな、と。申し訳なさと、大丈夫かなという心配。父は、人となかなか馴染めない。

11月、父はその施設のショートステイに入った。

月末、同じ施設の特養にそのまま移れた

ショートで入って、11月の最終週。「特養に移れます」と連絡が来た。

父は建物から一歩も出ずに、ショートステイの利用者から特養の入居者になった。

働きながらどう探したか。会社を休めたのは1日半だった

ケアマネさんの管轄が違ったので、電話も見学もほぼ自分でやった

まずケアマネさんに相談した。ただ、私は自分の家の近くの施設にしたかった。当時のケアマネさんは隣の地域の担当で、私が探したいエリアは管轄外。

だから、施設に電話をかけるのも、見学の予約も、申し込みも、ほとんど自分でやった。

やって良かったと思うのは、ケアマネさんに任せきりにせず、自分で動いたこと。自分の目で施設を見て、自分の耳で説明を聞いたから、決めるときに迷わなかった。

1日半で5ヶ所見学した。日程は施設側に合わせてもらった

会社は何回も休めない。休めたのは1日半。その間に見学を詰め込んだ。

施設に電話して、「この日に見学させてほしい」と日程を調整してもらう。回ったのは5ヶ所。

書類は、ケアマネさんに看護記録をすぐ作ってもらって、それをコピーして各施設の申し込みに使った。

同じ建物なのに「引っ越し」扱い。ショートから特養で変わったこと

ショートステイは制度上「在宅」。在宅のケアマネから施設のケアマネへ

あとから知ったのだけど、ショートステイは介護保険の上では「在宅(居宅)サービス」になる。特養と同じ建物に泊まっていても、書類の上では「自宅で暮らしている人」のまま。

だから特養に移った時点で、担当が在宅のケアマネさんから施設のケアマネさんに代わった。

新たに入居の契約を結んだ。面談は顔なじみの相談員さんだった

ショートは在宅の扱いなので、特養に入るにあたって、新たに入居の契約を結んだ。父は同じ建物にいるのに、書類の上では引っ越しだった。

助かったのは、面談の担当が最初の見学のときからお世話になっていた相談員さんだったこと。この施設は、見学や申し込みのとき、仕事終わりの遅い時間でも待っていてくれた。負担限度額認定証のことを教えてくれたのも、この施設の人だった。負担限度額認定証については別の記事に書いた

なぜ2ヶ月で入れたのか。思い当たる理由と、つまずいた話

「手がかからない人は断られにくい」。デイのケアマネさんの言葉

父は要介護4だけど、ご飯は自分で食べられるし、入った当初は歩行器で歩くこともできた。デイサービスのケアマネさんが言っていた。「施設からしたら手がかからないから、断られにくい」。

外からは見えないけれど、施設側にもそういう事情があるのだと思う。あとは、時期が良かった。だからこの記事は「こうすれば早く入れます」という話ではなくて、「うちはこうだった」という一つの例として読んでもらえたらと思う。

地域密着型の施設は、住所の壁で判定会議に落ちた

申し込んだ3ヶ所のうち、別の1ヶ所からも連絡があった。ただ、そこは地域密着型の施設だった。その市町村に住所がある人しか入れない。

申し込みのとき「入れるようになってから住所変更してください」と言われていたのだけど、住所変更がされていないという理由で、施設の判定会議で却下になった。その後に今の施設から連絡が来たので、結果的には困らなかった。残りの2ヶ所には、入居が決まってから自分で断りの電話をした。

ちなみに、何人待ちなのかは最後まで知らない。「今何人待ちですか」と聞いていいのかどうかも、分からなかった。

もう家には帰れないんだな、と思った

「特養に移れます」の連絡をもらったとき、最初に思ったのは、父はもう本当に家には帰れないんだな、ということだった。

同時に、ショートステイのほうが特養より高かったから「助かる」とも思った。薄情だよね。でも両方、本当の気持ちだった。特養の毎月の費用については別の記事に詳しく書いている

入居が決まってからは、持ち物の準備に追われた。

これから特養を探す人に言えることがあるとすれば、一つだけ。ケアマネさんに任せきりにせず、自分で電話して、自分の目で見に行くこと。うちの場合は、それが2ヶ月につながったんだと思う。

自分で動くと決めたとき、最初に困るのが「どこに、どんな施設があるのか」を知ること。私が見て回ったのは5ヶ所。それ以外にどんな施設があったのかは、わからなかった。

【いい介護】のような老人ホームの検索サイトなら、地域や条件から施設を探して、資料請求や見学の申し込みができる。候補を並べてから動きたい人には、こういう入り口もある。

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