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親の食事が心配。高齢者向け宅配弁当を選ぶとき見た5つのこと

高齢の親のための宅配弁当の選び方 在宅介護のリアル

「最近、ごはんを作るのが億劫でね」——年をとった親からそう相談されたとき、わが家がたどり着いたのが宅配弁当でした。母、義理の両親、そして弟。それぞれ違う形で宅配弁当を使ってきて、わかったことがあります。「どれを選ぶか」で、続くかどうかが大きく変わるということです。この記事では、私が実際に手続きをして見てきた、高齢の家族のための宅配弁当の選び方をまとめます。

母が「ごはんを作るのが億劫」と言い出した日

きっかけは母からの相談でした。年齢的に、毎日の献立を考えて買い物に行って…という流れが、だんだん負担になってきたようでした。「宅配の弁当、とってみたら?」と私が勧めて、ネットで調べて申し込んだのが始まりです。 父も母も、一日のほとんどを家で過ごしていました。だからこそ、ただ食事が届くだけでなく「人が来てくれること」が、思っていた以上に大きかったのです。

宅配弁当を選ぶとき、わが家が見た5つのポイント

いくつかのサービスを比べて、最終的にこの5つで決めました。これから選ぶ方の参考になればと思います。

① 値段:全体的に高め。でも比べるとワタミは安かった

正直に言うと、宅配弁当は全体的に「高いな」と感じる価格帯です。それでも何社か比べてみると、ワタミの宅食は安いほうでした。毎日のことだからこそ、続けられる値段かどうかは最初に確認したほうがいいです。

② 手軽さ:レンジで温めるだけ、火を使わない安心

高齢の親が自分で用意するとなると、火の消し忘れも心配です。レンジで温めるだけで食べられる宅配弁当は、その不安がありません。これは家族としても安心材料でした。

③ 配達の人が来てくれる:わが家の一番の決め手

これが最大の決め手でした。母はネットも電話注文も得意ではありません。でも手渡しタイプなら、配達の人に「次はこれお願い」と口で頼めるんです。これは母本人だけでなく、世話をする私にとっても大きかった。注文や変更をいちいち私が代わりにやらずに済むぶん、手間がぐっと減りました。そして家にいる親のところに定期的に人が来る——ささやかですが、見守りにもなっていました。

④ メニューの好み:洋風・油物が多め。和食党は要チェック

これは後から気づいたことです。メニューは洋風のおかずが比較的多めでした。義理の父は最初は喜んでいたのですが、しばらくして「油が…」と言うように。あっさりした和食が好きな高齢者だと、献立の傾向は事前に見ておいたほうがいいと思います。

⑤ 量:おかずだけ。ご飯と一緒でちょうどいい

量は、自分で用意したご飯と一緒に食べてちょうどいいくらいでした。ちなみに母のときは、最初は一人分を頼んで父と母で分けて食べていました。でも父が全部食べてしまって母の分がない、ということが何度かあって(笑)。「じゃあ自分の分も頼めばいいやん」と二人分にしました。人数と食べる量は、頼みながら調整できます。

宅配弁当には2タイプある。親に合うのはどっち?

使ってみてわかったのですが、宅配弁当には大きく2つのタイプがあります。親の暮らし方によって、合うものが変わります。

人が届けてくれる「手渡し・日替わり型」:ネットが苦手な親に

母や義理の両親が使っていたのがこのタイプです。担当の人が毎日届けてくれて、日替わりのお弁当が食べられます。ネットも電話も使わずに口頭で頼めて、見守りにもなる。一人で家にいる時間が長い親、機械が苦手な親には、こちらが向いていると思います。

冷凍をまとめて届く「冷凍ストック型」:自分のペースで食べたい人に

母が亡くなったあと、父はまごころ弁当に切り替えました。その頃、弟がとっていたのが冷凍タイプの「ワタミの宅食ダイレクト」です。手続きは私がしました。冷凍のおかずがまとめて届くので、冷凍庫にストックしておいて、食べたいときにレンジで温められます。解約もネットですぐにできました。遠方に住む親や、自分のペースで食べたい人にはこちらが便利です。 まずは少しだけ試したいなら、お試しセットがあります。下から内容と値段を見られます。

始めるとき・やめるとき、知っておきたいこと

解約・お休みは、思ったより簡単だった

「一度始めたらやめにくいのでは」と心配でしたが、そんなことはありませんでした。冷凍タイプ(ダイレクト)はネットですぐ解約できましたし、両親の手渡しタイプは配達の人に一言伝えればOKでした。気軽に試して、合わなければやめられます。

「合わなかった」も、悪いことじゃない

弟は冷凍弁当をしばらく使ったあと「自分で作れるようになりたい」と言って卒業しました。義理の父は入院して、今は施設を探しているので頼んでいません。家族の状況は変わっていくものです。宅配弁当は「ずっと続けるもの」ではなく、必要なときに頼れる選択肢、くらいの気持ちでいいのだと思います。

食事の用意がしんどくなってきた家族へ

親が「ごはんを作るのが億劫」と言い出したら、それは責めることではなく、支え方を変えるサインなのだと思います。わが家にとって宅配弁当は、母にも、義理の両親にも、弟にも、それぞれの場面で助けになりました。まずは値段・手軽さ・人が来てくれるか・メニューの好みを見て、親に合うタイプから試してみてください。 母が圧迫骨折で動けなくなったときにワタミの宅食に助けられた話はこちらの記事に、父の毎日の介護食でまごころ弁当に救われた話はこちらの記事にくわしく書いています。あわせて読んでもらえたらうれしいです。

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