うちの場合、おむつ使用証明書は病院の受付でお願いしました。1年目も2年目も、父が脳梗塞で入院したときの主治医に書いてもらっています。
2年目は、役所に「対象になりません」と言われました。それでも病院に相談したら、証明書を出してもらえました。
要介護4の父を、働きながら家で2年看ていたころの話です。父は歩行器で歩けていて、寝たきりではありませんでした。
おむつ使用証明書は、通っている病院の受付で頼めた
証明書を書いてくれるのは、今かかっている病院のお医者さんです。うちは脳神経外科の受付で頼みました。
きっかけは、使える制度を探していたこと
在宅で父を看ていたころ、何か使える制度はないかとネットで探していました。そこで、おむつ代も医療費控除に入ることを知りました。ただし、お医者さんの証明書がいる、とも書いてありました。
脳梗塞で入院したときの主治医に、受付で頼んだ
父は脳梗塞で入院して、そのあと家に帰ってきました。証明書は、そのとき入院していた病院の脳神経外科にお願いしました。主治医の先生です。
頼み方は、脳神経外科の受付で「おむつ使用証明書をお願いしたい」と伝えただけです。用紙は持っていっていません。病院のほうで用意して、書いてくれました。
1〜2週間でもらえた。書類代は診断書ほど高くなかった
頼んでから受け取るまで、1〜2週間でした。
書類代は覚えていません。ただ、診断書のような高い金額ではありませんでした。文書料は病院ごとに決まっているので、気になるなら受付で聞けば教えてもらえます。
歩行器で歩けていた父でも、証明書は出た
「寝たきりじゃないともらえないのでは」と思うかもしれません。うちの父は、家では歩行器で歩いていました。それでも主治医に証明書を書いてもらえました。
用紙には「寝たきり状態にある又はあると認められる」と印刷されていた
在宅で看ていたころの、1年目の証明書です。治療状況は「在宅で治療中」にチェックが入っています。

病名の欄には「脳梗塞後遺症」。その横に、用紙にもともとこう印刷されていました。
おおむね6か月以上にわたり寝たきり状態にある又はあると認められる。
証明書を出せるかどうかは、患者さんの状態を見てお医者さんが判断します。うちの父は歩行器で歩けていましたが、書いてもらえました。
おむつが必要な期間は、1月1日から12月31日までの1年分でした。
2年目、役所に「対象になりません」と言われた
2年目は、病院ではなく役所でも書類を出してもらえるとネットで読みました。要介護認定のときにお医者さんが書く「主治医意見書」を市が確かめて、証明書の代わりの書類を出してくれる仕組みです。
役所に電話して聞いてみたら、「対象になりません」と言われました。
「なんで?去年はもらえたのに」
最初に思ったのは、「なんで?」でした。去年はもらえたのに。父の症状は何も変わっていないのに。
役所の説明は、確認する時期の問題、というような内容でした。そのときはよく分からないままでした。
父の状態ではなく、書類の日付が合わなかった
つまり、父の状態がダメだったというより、役所が確認する「主治医意見書」の条件に当てはまらなかった、ということだと思います。
役所の書類には、意見書がいつ書かれたものか、という条件があります(くわしい条件は国税庁|寝たきりの者のおむつ代)。
うちが断られたのも、たぶんこの日付の条件です。症状が同じでも、書類が書かれた時期で結果が変わります。
役所がダメでも、病院に相談したら出た
役所の書類は、病院の証明書の代わりです。役所で断られても、もとの証明書を病院に頼むことはできます。うちは2年目も病院で出してもらいました。
役所も「病院に聞いてください」と言った
断られた電話で、「病院に聞いてみたほうがいいですか」と聞きました。返事は「そうしてください」でした。
そのまま、1年目と同じ脳神経外科の受付に相談しました。証明書は、1年目と同じくらいの日数でもらえました。
いつ頼めば確定申告に間に合う?
12月でも1月でも間に合いました。うちは2年とも、頼んだ月のうちにもらえています。
| 頼んだ時期 | 証明書の日付 | |
|---|---|---|
| 1年目(2024年分) | 12月 | 12月13日 |
| 2年目(2025年分) | 1月(役所に断られたあと) | 1月22日 |
証明書には、その年1年分の期間が書かれる
証明書の「必要期間」は、1月1日から12月31日まででした。1年目は12月に頼んだので、年内に手元にありました。2年目は年が明けてから頼んで、1月の下旬にもらいました。
確定申告は2月に始まるので、どちらも十分間に合いました。
申告のときに気をつけたこと
証明書をもらったあと、申告で気をつけたのはこの3つです。
- おむつの領収書には、患者の名前と「成人用のおむつ代」と分かることが必要です(証明書の注意書きより)。
- 市の商品券で買った分は入れられません。商品券と自分のお金を合わせて払った回はレシートを分けてもらえず、その分は申告していません。
- e-Taxでは、おむつ代を買った日と店を表にまとめて出しました。証明書の紙は出さずに、手元にとってあります(国税庁のルールでは5年間保存)。
まとめ:うちは2年とも、病院で証明書をもらえた
- かかっている病院の受付で頼めました。用紙はいらず、1〜2週間でもらえました。
- 父は歩行器で歩けていましたが、書いてもらえました。
- 2年目は役所に断られました。理由は、たぶん書類の日付の条件です。
- 役所に断られたあとも、病院に相談したら出してもらえました。
- 12月に頼んでも1月に頼んでも、確定申告に間に合いました。
うちのおむつ代は、月に1万2千円ほど。年にすると約15万円で、医療費の中でいちばん大きい出費でした。その分を、2年とも確定申告に入れられました。
おむつ代が毎月いくらかかったかは、介護のおむつ代は月いくら?うちは約12,000円だったに書きました。医療費控除の申告のやり方は、世帯分離しても扶養控除は受けられたの記事にまとめています。
おむつ代のほかに医療費控除に入れたものは、介護の医療費控除、何が入る?にまとめています。


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