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要介護4の父がショートステイを利用したとき、23日間の費用は81,310円でした。
30日利用したとすると、約10万6千円です。
2025年11月、父は特養が空くまでのつなぎとして、ショートステイに入りました。いつまで利用することになるのか、その時点では分かりませんでした。
でも、費用については大きな不安はありませんでした。入所前に、1か月あたりの目安を聞いていたからです。
ショートステイの費用は、要介護度だけで決まるわけではありません。本人や世帯の収入などによる「段階」や、施設の料金設定によっても変わります。
今回は、父の請求書と施設の料金表をもとに、実際にかかった費用と、特養との違いについて書きます。
ショートステイの費用は、23日で81,310円でした
父が利用したのは、2025年11月4日から26日までの23日間です。
届いた請求書の内訳は、次のとおりでした。
| 項目 | 23日分 |
|---|---|
| 食費 | 23,000円 |
| 部屋代(ユニット型個室) | 31,510円 |
| 介護サービス費(1割負担) | 24,960円 |
| 電気代(テレビなど) | 1,610円 |
| 飲み物代 | 230円 |
| 合計 | 81,310円 |
いちばん大きかったのは部屋代で、次が介護サービス費、食費でした。
1日あたりにすると約3,535円。30日利用したと仮定すると、約10万6千円になります。
実際に施設から聞いていたのも「月10万円強」という目安でした。請求書は、ほぼそのとおりの金額でした。
もちろん、これは父の場合です。利用する施設や食事、部屋の種類、介護サービスの負担割合などによって、費用は変わります。
同じ建物でも、ショートステイは特養より高かった
父は11月の最終週に、ショートステイと同じ建物にある特養へ移りました。
当時の料金では、特養の費用は月10万円弱。ショートステイのほうが、月1万円ほど高くなっていました。
施設からもらった料金表を見比べると、特に目立ったのが食費でした。
父と同じ第3段階①の料金は、次のとおりです。
| 1日あたり | 特養 | ショートステイ |
|---|---|---|
| 食費(2026年7月まで) | 650円 | 1,000円 |
| 食費(2026年8月から) | 680円 | 1,030円 |
| 部屋代(ユニット型個室) | 1,370円 | 1,370円 |
※施設から受け取った料金表に基づく金額です。
部屋代は同じですが、食費は1日350円違います。30日なら約1万円の差です。
介護サービス費も、ショートステイのほうが1日あたり少し高く決められていました。
同じ建物で生活することになっても、ショートステイと特養では料金の決まり方が違います。
ショートステイは、制度上「在宅サービス」の扱いです。父が特養に移ったときには、ケアマネさんも変わり、契約も新しく結び直しました。
同じ施設だから同じ料金、というわけではないんですね。
同じ要介護4でも、費用は大きく変わる
もうひとつ、知っておきたいのが「段階」です。
介護施設の食費や部屋代には、本人や世帯の収入、預貯金などの条件に応じた負担軽減制度があります。
父の特養のパンフレットにあった料金表では、要介護4で30日利用した場合、次のようになっていました。
| 段階 | 1日あたり | 30日分 |
|---|---|---|
| 第1段階 | 2,205円 | 66,150円 |
| 第2段階 | 2,295円 | 68,850円 |
| 第3段階①(父) | 3,045円 | 91,350円 |
| 第3段階② | 3,835円 | 115,050円 |
| 第4段階(1割負担) | 4,905円 | 147,150円 |
※2024年8月の施設料金表に記載された金額です。電気代などは別途かかります。
同じ施設、同じ要介護4でも、段階によってこれだけ差があります。
第4段階は、負担限度額の認定を受けていない人の料金です。介護サービス費が2割・3割負担の人は、ここからさらに高くなります。
また、これは特養の料金表です。ショートステイの料金は別に確認する必要があります。
費用を抑えるために、確認したい制度
父の場合、ショートステイが決まったとき、施設の相談員さんから教えてもらったことがありました。
それが、負担限度額認定証の申請と世帯分離です。
負担限度額認定証を申請する
食費や部屋代の負担軽減を受けるには、一定の要件を満たしたうえで、市区町村に申請し、認定を受ける必要があります。
対象になるかどうかは、本人や世帯の所得、預貯金などの条件によって決まります。
父もショートステイに入るときに申請しました。請求書は、初日から第3段階①の料金になっていました。
申請の条件や手続きについては、こちらの記事にまとめています。
→ 負担限度額認定証とは?申請のやり方と安くなった額【体験談】
わが家は世帯分離もした
わが家では、世帯分離もしました。
その結果、父の施設代は月55,000円下がりました。
ただし、世帯分離をすれば誰でも同じように安くなるわけではありません。負担軽減制度の対象になるかどうかは、世帯の状況などによって変わります。
手続きのときに役所で一度止められた話も、こちらに書いています。
→ 世帯分離で介護費用が月5.5万円下がった|役所で一度止められた話
相談員さんに教えてもらったことで、利用できる制度を知ることができました。分からないことは、施設や市区町村の窓口に確認してみるのがおすすめです。
ショートステイの費用は、医療費控除の対象になる?
父のショートステイの領収書を見ると、「医療費控除対象額」の欄は0円でした。
ショートステイの費用が医療費控除の対象になるかどうかは、利用したサービスの種類や、ほかの医療系サービスとの組み合わせなどによって異なります(出典:国税庁 タックスアンサー No.1127)。
父の場合、ショートステイの費用は医療費控除の対象になりませんでした。
一方、特養に移ってからの領収書には、医療費控除対象額の欄に金額が入っていました。
介護サービスのどの費用が対象になるのか、詳しくはこちらにまとめています。
料金が分かっていたから、慌てずに済んだ
ショートステイに入ったとき、父がいつ特養に移れるのかは分かりませんでした。
先の見通しが立たない状況でも、費用の目安を知っていたことで、少なくともお金については慌てずに済みました。
今回のわが家の場合は、23日で81,310円。30日利用したと仮定すると、約10万6千円です。
ただし、ショートステイの料金は施設や利用条件によって変わります。実際に利用する前に、1か月あたりの目安を施設に確認しておくと安心です。
これから施設を探す方は、複数の施設の料金を比べてみるのもひとつの方法です。
地域の介護施設を探したい方は、こちらのサービスも参考にしてみてください。
親の介護が始まると、費用のことも、手続きのことも、分からないことが次々に出てきます。
私も、相談員さんに聞いたり、自分で調べたりしながら、ひとつずつ進めてきました。
この記事が、ショートステイの費用を調べている方の目安になれば嬉しいです。
父がショートステイから特養へ移るまでの流れは、こちらの記事に書いています。

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