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父のおむつ代は、月12,000円ほどでした。ほかに、市から月5,000円分の券をもらっていました。
要介護4の父を、2024年の2月から約2年間、家で看ていました。今は特養にいます。
「介護 おむつ代」で調べると、平均額しか出てきません。月6,000円から9,000円、と書いてあります。うちは、いちばん高い9,000円と比べても3,000円多くかかっていました。
この12,000円は、医療費控除で申告した額を月で割ったものです。券で買った分は入っていません。券は自分のお金を出していないので、医療費控除には使えないからです。
市の券は、ドラッグストアで使えた
うちの市からは、おむつ代の券が出ていました。月5,000円分です。
券は1年分がまとめて届きます。中が月別に分かれていて、その月のぶんを店で「これを使いたい」と出します。使える店は決まっているけれど、ドラッグストアが入っていたので、実質どこでも使えました。
買えるのはおむつだけです。お尻拭きは券では買えません。毎回使うものなので、そこも地味に積み上がりました。
手続きは、父がデイに通うようになったころに、ケアマネさんがしてくれました。
もらえる条件は、市によって違う
調べてみると、市によって条件や受け取り方がかなり違います。
- 券が届く市
- おむつそのものが配達される市
- あとから購入費を払い戻す市
上限額も、自己負担があるかどうかもばらばらです。
調べた範囲で、よく出てきた条件は3つでした。
- 要介護度が高いこと
- 住民税が非課税の世帯であること
- 在宅であること
自分の市がどうなっているかは、「〇〇市 紙おむつ 給付」で検索すると役所のページが出てきます。ケアマネさんか地域包括支援センターに聞いても分かります。
おむつは3種類ある
| 種類 | どんなもの | うちでは |
|---|---|---|
| リハビリパンツ(リハパン) | 下着みたいにはかせる | 家ではこれだけ |
| テープ式おむつ | 寝たまま留める | 入院中に病院で使っていた |
| 尿とりパッド | パンツやおむつの中に入れる | ふだん替えるのはこれだけ |
最初、ここが分かりませんでした。職員さんや看護師さんたちから「リハパンが」と言われても、リハパン?という状態でした。
売り場に行っても、どれを買えばいいのか見当がつきませんでした。
替えるのは、たいてい尿とりパッドだけ。漏れてリハビリパンツまで汚れたときは、両方を替えました。家にいる日で1日5回くらい。夜は厚いほうのパッドにしていました。
うちで必要だったのは、リハビリパンツと尿とりパッドの2つでした。父は自分で上げ下げができたので、テープ式は使わずに済みました。
サイズは、最後まで分からなかった
最初は、入院していた病院で聞きました。家で看るようになってからは、デイの人に聞いていました。毎日いろんな人のおむつを替えている人たちなので、的確に答えてくれます。サイズが合わないなと感じたときも、すぐに相談しました。
しかし、同じMでも、メーカーによって大きさが微妙に違います。2年やって、結局よく分からないままでした。
ずっと買っていたのは、白十字のサルバとアテントです。ライフリーも使っていたけれど、途中で値段が上がってやめました。
買い方を分けたら、安くなった
券は近くのドラッグストアで使っていました。買うのはリハビリパンツの安いものです。
尿とりパッドは、ネットの定期便にしていました。いちばん減りが早いので、切らすと困るからです。
リハビリパンツのほうは定期便にしませんでした。足りなくなったときにネットで箱買いするほうが、安く済んだからです。
比べるときは、袋の値段ではなく1枚あたりで見ていました。枚数がバラバラなので、そうしないと高いか安いか分かりません。ネットは1枚あたりの値段が出るので、それをそのまま使いました。店頭とネットのどちらが安いかは、同じメーカーの同じ品物で見比べていました。
まとめて買うので、届くと箱が場所を取ります。置き場所には困りました。安さと引き換えだと思って諦めました。
おむつ以外の介護用品も、結局ネットで買っていました。店の棚はおむつでいっぱいで、ほかの物は種類が少なかったからです。買ってよかった7つは、こちらに書きました。
使用済みのおむつは、新聞紙に包んで、アイラップのようなナイロン袋に入れて燃えるゴミに出していました。においとゴミ箱の話は長くなるので、別の記事に書きました。
おむつ代は、医療費控除に入れられた
おむつ代は、条件を満たせば医療費控除に入れられます。
ただし、「おむつ使用証明書」という書類が要ります。
お医者さんに書いてもらうもので、これがないと申告できません。
父の1年目は、病院にお願いして出してもらいました。
私の場合、特別に用意するものはありませんでした。
父が脳梗塞で入院したときの、脳神経外科の受付で
「おむつ使用証明書をお願いします」と伝えただけです。用紙も病院のものに書いてもらえました。
受け取るまでは1〜2週間でした。
そして2年目。
調べてみると、役所でも出してもらえると書いてあったので、電話してみました。
ところが、
「対象になりません」
と断られました。
ここで一度、諦めかけました。
役所に「病院に聞いてみたほうがいいですか」と聞くと、「そうしてください」と言われました。それで、病院にも電話してみました。
すると、病院ではすぐに対応してもらえました。書類代は払いましたが、金額は覚えていません。診断書ほど高くはなかったと思います。
役所で断られたところで諦めていたら、2年目のおむつ代は医療費控除に入れられていなかったと思います。
ちなみに、おむつ券で買ったおむつ代は、医療費控除には入れられません。
私は、券と自分のお金を混ぜて払ったことがあります。その回はレシートを分けてもらえず、申告に入れられませんでした。券の分と自費の分は、最初から会計を分けておけばよかったと思っています。
医療費控除の申告のしかたや、世帯分離と扶養控除については、こちらの記事に書いています。
おむつ代のほかに医療費控除に入れたもの・入れなかったものは、介護の医療費控除、何が入る?にまとめました。
施設に入ったら、おむつ代はなくなった
父が特養に入ってから、おむつ代は払っていません。
特養では、おむつ代も洗濯費も施設もちです。家族が買って持っていく必要はありません。
家で看ていたときは月95,000円ほどで、それにおむつ代が乗っていました。今の特養は月102,000〜103,000円です。おむつ代がなくなったぶん、実質はほとんど変わっていません。
在宅介護の費用の内訳と特養の費用の内訳は、それぞれ別の記事に書きました。
おむつ代が家計から消えたのは大きかったです。ただ、施設の費用は地域によっても施設によっても変わります。自分の地域にどんな施設がいくらであるのかは、【いい介護】のように、老人ホームをまとめて調べて資料を取り寄せられるサイトで分かります。私は父の施設を探したあと、調べていて知りました。![]()
券と医療費控除で、おむつ代は軽くなった
券は、ケアマネさんが手続きしてくれて届きました。医療費控除におむつ代を入れられることは、使える制度がないかネットで探していて見つけました。
おむつは毎日のことなので、月に数千円でも効いてきます。
券がなかったら、毎月5,000円分を自分で払っていたことになります。


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