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特養の入居で必要なものは?準備した持ち物・名前つけのコツ

施設選び・施設での暮らし

特養(特別養護老人ホーム)への入居が決まると、ほっとするのも束の間、次に押し寄せてくるのが「で、何を持っていけばいいの…?」という不安ですよね。

わたしも、父と義父、二人の入居を経験しましたが、最初は本当に手探りでした。「忘れ物があったら困る」「でも持っていきすぎても邪魔かな」と、リストを前にぐるぐる悩んだのを覚えています。

この記事では、わたしが実際に準備してみて「これは必要だった」「逆にこれは要らなかった」と感じたことを、正直に書いていきます。これから準備する方の、肩の力がちょっと抜けるお手伝いになればうれしいです。

持ち物リストは「施設しだい」。なければ自分から聞こう

まず最初にお伝えしたいのが、持ち物リストがもらえるかどうかは、施設によって違うということ。

父が入居した特養では、入居時に施設から「持ち物リスト」をきちんともらえました。何を・何枚くらい用意すればいいかが書かれていて、これがあるだけで本当に安心でした。

ところが、義父の施設では持ち物リストはありませんでした。最初は「え、自分で全部考えるの…?」と少し戸惑いましたが、こういうときは遠慮せず、施設に直接聞くのがいちばんです。わたしも「だいたい何が必要ですか?」と確認しながら、ひとつずつ持って行きました。

施設ごとに設備も決まりも違うので、リストがない場合は自己判断で揃えるより、「これは必要ですか?」と一つずつ確認するほうが、ムダな買い物も防げますよ。

衣類と「名前つけ」——お名前シールが救世主でした

持ち物の準備で、地味だけど避けて通れないのが名前つけです。

特養では、服や持ち物すべてに名前を書くのが基本。たくさんの方の洗濯物をまとめて扱うので、名前がないと取り違えてしまうんですね。

でも、肌着・パジャマ・タオル…と、ぜんぶ手書きするのは本当に大変。途中で手が止まりました(笑)。そこでわたしが頼ったのが、ネットで買えるお名前シールです。アイロンで貼るタイプや、貼るだけのタイプがあって、これでぐっとラクになりました。

ちょっとした節約のコツも。「介護用」として売られているお名前シールは、少しお値段が高めなことがあります。でも実は、子供の入園・入学用のお名前シールでも十分代用できます。種類も豊富で安く手に入るので、「介護用」にこだわらなくて大丈夫ですよ。

わたしが実際に使ったものも含めて、「これは買ってよかった」と思った介護アイテムは、こちらの記事にまとめています。

👉 介護で買ってよかったグッズまとめ

日用品は「施設が用意するもの」との境目を確認

タオルや歯ブラシ、ティッシュなどの日用品は、施設が用意してくれる場合と、自分で持参する場合があります。

ここも施設によって本当にバラバラなので、わたしは正直に「これは持っていったほうがいいですか?」と一つずつ確認しました。あいまいなまま買い込むと、「施設にあったのに…」とダブってしまうことも。

なので日用品こそ、思い込みで揃えず、施設に確認してから準備するのがおすすめです。

特養の入居でよく必要になるもの【持ち物チェックリスト】

参考までに、特養の入居でよく必要になるものを一覧にまとめました。ただし、施設によって不要なものや、逆に追加で必要なものもあります。あくまで目安として見ていただき、最終的には必ず施設に確認してくださいね

  • 衣類(肌着・パジャマ・上下の普段着・靴下)
  • お名前シール/名前ペン(名前つけ用)
  • タオル類(バスタオル・フェイスタオル)
  • 歯ブラシ・コップ・入れ歯ケースなどの口腔ケア用品
  • ティッシュ・ウェットティッシュ
  • 上履き・室内ばき(かかとのある滑りにくいもの)
  • くし・ひげそりなどの身だしなみ用品
  • お薬手帳・保険証や診察券のコピー

こうして書き出すと多く見えますが、ひとつずつ施設に確認しながら揃えていけば大丈夫。あわてなくて平気ですよ。

持っていってよかったもの

逆に「持っていってよかったな」と感じたものもあります。わたしの場合は、テレビでした。お部屋で過ごす時間に、見慣れたテレビがあるだけで、本人もずいぶん落ち着いて過ごせていたように思います。

(※暮らしを豊かにする工夫については、この記事の最後でもう少し触れますね)

これは要らなかった!電気毛布の話

ここが、これから準備する方にいちばん伝えたいところです。

わたしは入居前、「夜は寒くないかな」と心配になって、電気毛布を用意しました。よかれと思って、です。

でも——結論から言うと、使いませんでした

禁止されたわけではありません。施設の暖房(空調)がしっかり効いていて、お部屋がとてもあたたかかったんです。特養はきちんと温度管理されているところが多く、わたしの心配は取り越し苦労でした。

なので、これから準備する方へ。「寒くないかな」と心配して寒さ対策グッズを慌てて買わなくて大丈夫です。入居して、お部屋の様子を見てから「これは要るな」と思ったものを足していく——そのくらいで十分間に合いますよ。

持ち物にかかるお金のこと

名前シール、新しい肌着、こまごました日用品…。一つひとつは小さくても、まとめて揃えると地味に出費がかさみます。

そして気になるのは、持ち物以上に「特養って毎月いくらかかるの?」というところですよね。我が家の実際の費用は、こちらの記事で正直に公開しています。

👉 特養の費用、実際いくら?我が家のリアルな金額

おわりに——入居前の自分に伝えたいこと

振り返ると、入居前のわたしは「足りなかったらどうしよう」と、ついあれもこれも揃えようとしていました。でも実際は、足りないものは入居してから足せばいいし、施設に聞けば教えてもらえます。だから、最初から完璧に揃えなくて大丈夫。

まずは施設に確認しながら、必要なものから少しずつ。それで十分です。

そして、暮らしが落ち着いてきたら、今度は「毎日をちょっと豊かにする工夫」(手元で聞けるスピーカーや、テレビ、趣味の道具など)も考えてみたくなります。そのあたりは、また別の記事で書きますね。

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